アンケート結果

アンケート結果

研修会の参加者にアンケートを取りました(回答者数45名)。
研修会に参加したことで、ハウス運営の質的向上のために、「大事だと気づいたこと(または再認識したこと)があった」という人が大多数でした(講演会84%、分科会89%)。そのため、効果の高い研修会を開催することができたと考えています。


ハウス運営の質的向上のために、大事だと気づいたこと(または再認識したこと)はありましたか?

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アンケートでは、研修会で得た(あるいは再認識した)ノウハウについて、自由記述で記入いただきました。ここでは、その一部をご紹介します。

今回の各プログラムを通じて、皆さまの団体での「ハウス運営の質的向上」のために、大事だと気付いたこと(または再認識したこと)や具体的に活用できそうだと思った他団体のノウハウを教えてください。

ボランティアコーディネート・ボランティアに関すること

●ボランティアの活動は、自主性を重んじると思っていました。でも、自主性を向上させたり、きっかけを与えてあげたり、刺激することの必要性を学びました。黙って待っているだけでなく、一人ひとりのことを良く見て、共に活動していただけるよう働きかけていく必要性を実感しました。

●様々なタイプのボランティアさんとの関わりについて、相手を知ることが必要であるし、向き不向きがあるので、相手を良く知った上でその人を活かせる内容をお願いしていくことが大切だと思いました。

●ボランティアさん同士の横のつながり、先輩ボランティアが新しい人を育てていく環境作りが大切。次世代に人の命の大切さを伝えていきたい。

●ボランティアにもいい話ばかりでなく、苦労話や会の課題など情報を共有する。スタッフ・ボランティア・利用者皆で、共に築いていくハウスであるという意識を皆に持ってもらうことが大切だということを改めて感じた。

●スタッフ・ボランティアのモチベーション維持について、各団体それぞれ苦労があることを知ることができた。「いかに活動の目的を共有するか」「活動の原点をぶらさない」ことが大切であることがわかり有意義であった。

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地域連携に関すること

●社会福祉協議会などと協働すること、地域のイベントに参加して、活動を知っていただくことが第一歩であると再認識した。

●地域の中で、ボランティアを募集して、「地域の方に利用してもらうのではないが、どういう施設か知ってもらい、ボランティア活動を支えていただく」ことも、「地域に根ざしたハウス」になるひとつの方法だと思った。

●施設の説明だけでなく、活動への共感や理解を得られるよう伝えていくことが大切。活動への理解や共感が、団体への信頼感へつながると思う。

●地域の住民・企業・学校などに入っていくこと。また、地域での他団体とのネットワーク構築も活動の広がりのために大切であると思った。

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利用者対応に関すること

●利用者の話をよく聞くことが大切。ケースBYケースが大切。

●病気になった方たち(家族を含む)の大変さを認識し、ハウスを利用される方たちの心の状態をみること。私たちは相手の心を受け入れてあげることが大切だと思いました。

●亡くなった方のご家族に対して、どんな言葉をかけたら良いか。という参加者からの質問について皆で話合えたことがよかった。答えはなく、それぞれの思いで、心からの気持ちを伝えていく。日ごろから心構えを持つことが話合いでわかった。

●利用者さんの言葉から、運営者側の考えでなく、利用者さんと一緒にハウスを作っていくことの大切さを改めて感じた。利用者さんの声やニーズをしっかりとらえていきたい。

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研修会全体を通じて

●利用者のために、自分たちは活動しているのだということを意識し、利用者・ボランティア・スタッフ・寄付者・寄付企業が一緒にハウスを作っていることを忘れず日々の活動に想像力をたくましくしながら、活かしていきたいと思いました。

●今回のメイク・ア・ウィッシュの講演は良かったと思います。今後も、子どもとかかわるような活動を行っている団体さんの講演を聞くことも良いと思いました。

●参加人数も多く、より親しめる会で大変満足しました。ハウスを全国的に認知していただけるような努力、情報交換が必要だと感じています。利用者ニーズも変化しているので、今後も会の問題点等を話し合える場が欲しいです。
 
●今回の研修会は、短い時間にも関わらず内容の濃いものであった。
開催関係者の皆様のホスピタリティ精神が十分感じられ、あたたかい雰囲気と共に各団体との交流も活発であったと思う。人材の育成がハウスの質的向上につながると思いました。

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