研修会で共有されたノウハウ

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4.支援者との連携

活動への共感で支援の輪を広げる

ハウス活動は、寄付者やボランティアの協力により成り立っています。既存の支援者が継続的に活動に協力いただけるよう努力していくことは大切ですが、加えて、ハウス活動を根付かせていくためには、新しい支援者を増やし続けていくことも重要です。
ハウス活動への支援者を増やしていくときに、活動の目的や必要性への共感というプロセスを経ることが必要です。寄付者やボランティアは、ボランタリーな気持ちで活動を支援してくださっています。そのため、新たな支援者を増やしていくときは、活動の原点に共感してもらうことが重要です。運営団体メンバーが実感のこもった言葉で、「自宅を離れて闘病生活をおくる子どもと家族にとってハウスが必要であること」を伝えることで、共感を生み出し、支援者になってくださる可能性が高まります。

〜研修会で紹介された具体的なノウハウ〜

●活動の目的・必要性を皆で共通に持って活動し、それを伝えることにより支援の輪を広げていく。
●活動した人が、自分の言葉で活動の内容や必要性、団体のことを伝える努力をする(自分の言葉で発することのできるボランティアが増えることで、活動が広く伝わる)。
●ハウスの活動をまだ知らない人に理解してもらうためには、活動の目的だけを伝えるのではなく、相手に共感してもらうことが大切。一番は、個々の方が活動に共感してくれることで支援の可能性が広がる。

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支援者との連携で、ハウス活動の幅を広げる

ハウス運営団体だけでできることは限られています。そのため、地域の行政機関や他団体と連携していくことで、活動の幅が広がります。しかし、ハウスの利用者はその地域に住む子どもや家族ではないため、活動への理解が得にくい状況があるという話題が研修会で出ました。これはどの団体も直面したことがある課題だと思います。
この課題に対応していくためには、各担当者にハウス活動を理解・共感していただくことがポイントだという意見が出ました。ハウス活動は地域を超えた国全体の相互支援の仕組みとして考えることが必要ですが、そのことに対して理解していただける方を各地で地道に増やしていくことが大切です。そして、ハウス活動の必要性に理解と共感をしていただくことで、団体への信頼感を持っていただくというプロセスが不可欠です。
例えば、ハウス運営団体が、地域の社会福祉協議会と連携することで、地元のIT企業と知り合うことができ、その後の協力も得られるようになったという事例がありました。また、ハウス近隣の食事ができるお店の情報を集めるという具体的な活動を通じて、地元の店舗にハウス利用者のことを理解いただけた事例も紹介されました。

〜研修会で紹介された具体的なノウハウ〜

●社会全体の問題としてハウスを認知してもらう環境作りが重要。国全体として活動を支えていく環境づくり・風土作りのために、各地で地道な活動が大切。そうなれば、行政等の協力も得やすくなる。
●開かれたハウスを目指し、地域の人の協力や支援を受けて運営をしていく。
●地域の人たちに活動や団体を知ってもらい、ボランティアとして関わってくれる人を増やすことで、団体に対する信頼感を得ることができる。
●近隣マップ作りなどをきっかけに、地域に出て地域の人たちに、活動を知ってもらうよう努める動きも大切。
●地元と密着して活動できること(地域に根ざしたハウス)が望ましい。ボランティアを集めていくためにバザーやオープンハウス、預かり保育など、地元の人に活動を知ってもらう努力をする。
●NPO同士のネットワーク構築により、より活動が拡がることが期待される。また他団体との連携により、患者家族の多様なニーズの発見にもつながる。
●他団体・他機関などとつながりうまく連携して支えあっていけるとより活動の幅やできることが拡がる。地元の社会福祉協議会とも連携していけると良い。

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